【馴れ初めは青年座】西田敏行と妻・西田寿子は4歳年下の元劇団員!

西田敏行さんと言えば、「釣りバカ日誌」や「探偵ナイトスクープ」で多くの人々に愛されてきた名俳優です。

しかし、その華やかなキャリアの裏には、妻・西田寿子さんの献身的な支えがあったことはあまり知られていません。

女優を目指していた寿子さんは、西田さんと出会い、彼を支えるために自らの夢を諦めるほどの決意をしました。

西田敏行さんと寿子さんの50年以上にわたる愛と支え合いの物語を、ここで詳しくご紹介します。

 

西田敏行と妻・西田寿子の馴れ初めについて

西田敏行さんと西田寿子さんの出会いは、まさに運命的なものでした。二人が初めて顔を合わせたのは、劇団「青年座」でのことです。1968年、西田さんがすでに24歳で青年座に所属していた頃、若干20歳の寿子さんが研究生として劇団に入団しました。そこで、俳優としてのキャリアを積んでいた西田さんは、寿子さんに一目惚れしたと言われています。

その後、西田さんは猛アプローチを開始します。寿子さんは当時、劇団での経験を積みながら女優を目指していましたが、西田さんの情熱的なアプローチは無視できるものではなく、二人は次第に親しくなっていきました。劇団内でも、西田さんの真摯な姿勢と熱心なアプローチは有名だったようです。若き日の二人がどのようにして恋を育んだのか、その過程はまさに青春のドラマそのものでした。

劇団青年座での出会いのきっかけ

  • 西田敏行さんは1968年に青年座に所属。
  • 寿子さんは4歳年下で、20歳のときに研究生として入団。
  • 西田さんは寿子さんに一目惚れし、猛烈なアプローチを開始。

この劇団内での二人の出会いは、西田さんの俳優としてのキャリアにおいても大きな影響を与えました。当時、まだ知名度が低かった西田さんですが、寿子さんという強いパートナーと出会ったことで、彼の人生が大きく変わったのです。

 

交際から結婚までの道のり

西田敏行さんと西田寿子さんの交際は、出会ってから数か月後に急展開を迎えます。西田さんは、寿子さんの住んでいた4畳半のアパートに転がり込む形で、同棲を開始しました。当時の西田さんはまだ無名の俳優で、経済的には非常に厳しい状況に置かれていましたが、それでも二人は一緒に生活を始めることを決意しました。

交際初期の困難と同棲生活

  • 交際数か月後、寿子さんの4畳半のアパートに同棲開始。
  • 無名の西田さんを経済的に支えるため、寿子さんはアルバイトを掛け持ち。
  • 劇団も辞め、西田さんを全面的に支える覚悟を決めた。

寿子さんは女優としての夢を一旦諦め、西田さんを支えるためにいくつものアルバイトを掛け持ちし、経済的にも精神的にも彼をサポートしました。この時期の西田さんは、主役の座をつかむまでにまだ時間がかかる状況でしたが、寿子さんの支えにより、俳優としての活動を続けることができました。彼女の献身は、西田さんにとって非常に大きな支えとなり、彼のキャリアの基盤を築く重要な要素となりました。

大分からの手紙とプロポーズ

時期 出来事
1970年代初期 交際が始まり、寿子さんのアパートで同棲。
1973年頃 西田さん、寿子さんに手紙でプロポーズ。
1974年8月 二人は正式に結婚。

結婚までのエピソードの中で最も印象的なのは、西田さんが寿子さんに送った手紙です。寿子さんが故郷の大分に帰省している間、西田さんは毎日手紙を送り続け、彼女に結婚を迫ったと言われています。寿子さんもこの手紙のエピソードを今でも大切にしており、夫婦喧嘩になるとその手紙を引き出して「どう落とし前をつけるんだ」と笑いながら語るそうです。このエピソードからも、二人の深い絆が伺えます。

 

新婚生活と夫婦の支え合い

結婚後、西田敏行さんと西田寿子さんは、非常に質素な生活を送っていました。当時の西田さんはまだ俳優として安定した収入がなく、二人は東京都世田谷区内の家賃35,000円の2Kアパートで新婚生活を始めます。新婚旅行にも行けなかったというほど、経済的には苦しい状況でしたが、二人の絆は強く、苦楽を共に乗り越えていきました。

質素な生活の中での絆

  • 結婚後、家賃35,000円のアパートで新生活開始。
  • 新婚旅行にも行けないほど経済的に厳しい状況。
  • 寿子さんの献身的な支えが西田さんの成功を後押し。

そんな中で、1977年には二人の生活に一つの大きな変化が訪れます。それは、世田谷区粕谷にマイホームを購入したことです。西田さんがようやく俳優として一定の成功を収め、ドラマでのレギュラー出演を果たした後、4000万円のマイホームを手に入れました。このマイホーム購入は、二人の生活が少しずつ安定し始めたことを示す象徴的な出来事でした。

マイホーム購入後の生活

出来事
1977年10月 世田谷区粕谷に4000万円のマイホーム購入。
1978年 西田さん、レギュラー出演が増え、生活が安定。

このマイホームでの生活は、二人にとって一つの夢が叶った瞬間でした。経済的に困難な時期を共に乗り越えたからこそ、二人の間には強い信頼関係が築かれていました。また、西田さんは自分の両親もこの家に呼び寄せ、家族全員での暮らしを始めます。二人にとって、この家はまさに安定と愛の象徴となりました。

次に、寿子さんの存在が西田さんの俳優としての成功にどれほど大きな影響を与えたかを見ていきます。西田さんはインタビューでも、寿子さんの献身がなければ現在の自分はなかったと度々語っています。寿子さんが彼を支え、共に苦しい時期を乗り越えてきたことで、今の西田さんがあると言っても過言ではありません。

 

西田敏行の病気と西田寿子の献身


引用:LINEニュース

西田敏行さんの俳優人生の中で、妻である寿子さんの支えが最も際立つのは、病気と闘う時期においてです。西田さんは、2001年に頸椎性脊髄症という難病を患い、手術を受けました。また、2003年には心筋梗塞で緊急入院し、さらに2016年には自宅での事故による怪我や胆のう炎を患うなど、度重なる健康問題に見舞われています。こうした困難な時期に、常に寿子さんは西田さんのそばで支え続けました。

頸椎性脊髄症と心筋梗塞

  • 2001年:頸椎性脊髄症の手術を受け、回復に向けてリハビリ。
  • 2003年:心筋梗塞で緊急入院、生死の境を彷徨う状況に。
  • 寿子さんは、病院での看病やリハビリを献身的にサポート。

頸椎性脊髄症の手術は、彼の身体に大きな負担を与えましたが、寿子さんは一貫して西田さんのリハビリに付き添い、支え続けました。さらに、心筋梗塞では一時的に命の危険もありましたが、寿子さんの励ましと医療チームの協力により、西田さんは回復することができました。このような病気の闘いを経て、二人の絆はさらに強まりました。

2016年の怪我と胆のう炎

出来事
2016年2月 自宅でのベッドからの転落により頸椎亜脱臼を負う。
2016年4月 胆のう炎を患い、再度入院。

2016年は西田さんにとって非常に厳しい年でした。自宅のベッドから転落したことによる怪我で、再びリハビリが必要となり、その後胆のう炎も患いました。この時も、寿子さんは献身的に彼を支え続け、入院中もリハビリのサポートに加えて、日常の買い物や生活面でも彼を支え続けました。こうした寿子さんの献身があったからこそ、西田さんは多くの困難を乗り越えることができたのです。

 

夫婦の絆:現在までの歩み

結婚して50年以上経った現在でも、西田敏行さんと寿子さんの夫婦の絆は非常に強いものがあります。長年の間、多くの困難を共に乗り越えてきた二人ですが、その絆がどのように維持されているのか、彼らの日常生活やエピソードからも垣間見ることができます。寿子さんは一貫して、西田さんのそばで彼を支え続けています。

50年以上の夫婦生活を支えたエピソード

  • 夫婦喧嘩の際、寿子さんが出す「手紙」エピソード。
  • 結婚後も「一生懸命支える」という寿子さんの信念。
  • 夫婦が共に過ごす穏やかな日々と、仲睦まじい生活。

夫婦喧嘩になった際、寿子さんが出すという「手紙」のエピソードは、二人の絆の深さを物語るものです。結婚前に西田さんが寿子さんに送った手紙は、今でも寿子さんにとって大切なもので、時折この手紙を引き出しては、夫婦喧嘩を和らげるというエピソードが語られています。このようなエピソードからも、二人の関係がいかに長続きしているかが分かります。

現在の生活と今後の展望

時期 出来事
1974年8月 結婚。
1977年 マイホーム購入。
2023年 現在も健康に気を使いながら生活。

50年以上の夫婦生活を経て、二人の関係はますます強固なものとなっています。現在、寿子さんは健康管理にも注意を払い、西田さんが引退を考えることなく、俳優としての活動を続けられるようサポートしています。西田さんもまた、自身の健康を気にかけながら、俳優としてのキャリアを続けており、妻との時間を大切にしつつ、活動を続けている姿が報じられています。

 

まとめ

西田敏行さんと西田寿子さんの結婚生活は、50年以上にわたり数々の困難を乗り越えてきました。二人の間には深い信頼と愛情があり、それが彼らの絆をより強くしています。病気や経済的困難に直面しながらも、常にお互いを支え合い続けてきた二人の物語は、多くの人々に感動を与えています。

寿子さんの献身的なサポートがあったからこそ、西田さんは俳優として成功を収めることができましたし、彼の健康面でも彼女の支えが大きな役割を果たしてきました。今後も、二人の素晴らしい夫婦生活が続き、幸せな日々が訪れることを願っています。

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